近世国学の大成者 本居宣長
新・人と歴史拡大版 43
出版社名 | 清水書院 |
---|---|
出版年月 | 2021年9月 |
ISBNコード |
978-4-389-44143-2
(4-389-44143-4) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 237P 19cm |
商品内容
要旨 |
契沖・賀茂真淵の学問を土台として、本居宣長はなぜ執拗に国学を追求したのか。儒教・仏教が時代を支配している中で、あたかも祈りと怨念をこめたように、ただひたすら『古事記』に、『万葉集』に、『源氏物語』に没頭し、漢意批判に徹底した。まさにそれは、混迷する時代的状況の中の血みどろの闘いであった。逆に宣長こそ歴史の形成される過程で磨かれていくひとつの大きな魂であったといえる。本書は、時代を透視する鋭い眼と柔軟な思考方法とを体得した宣長の生い立ちから、『古事記伝』完成までのながいみちのりをとらえる。 |
---|---|
目次 |
1 本居宣長の精神形成(浄土信仰の厚い家に生まれる |