星新一の思想 予見・冷笑・賢慮のひと
筑摩選書 0220
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-01738-3
(4-480-01738-0) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 445P 19cm |
商品内容
要旨 |
星新一とは何か。シニカルにきらめく千余のショートショート。高度に知的なエッセイの数々。戦後日本をはるか遠方から問い直し、近代の人間観を解体しつくしたSF小説群。圧倒的な知名度にもかかわらず、あんなものは小説ではないとされ、批評の対象とされてこなかった。日本最初のSF作家にして懐疑的思索者たる星新一の全仕事を読み抜き、ポストコロナを生きるための哲学を浮かび上がらせた、壮大なる企て。 |
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目次 |
プロローグ―「流行の病気」『声の網』「おーいでてこーい」ほか |
出版社・メーカーコメント
千篇を超える膨大な数のショートショートからエッセイまで全作品を読み抜き、本人ですら自覚し得なかった「思想」を浮かび上がらせた本邦初の本格的作品論!