• 本

うんち学入門 生き物にとって「排泄物」とは何か

ブルーバックス B-2106

出版社名 講談社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-06-517014-4
4-06-517014-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

なぜするのか?いつからしはじめたのか?しない生き物はいるのか?なぜ茶色いのか?臭い理由は?「うんちに擬態する」生き物や、「他の生き物のうんちを食べる」動物がいる!?仲間やライバルの行動を支配する、うんちを使った「情報」戦略とは?思わず誰かに話したくなる「うんちのうんちく」が満載!

目次

第1章 生物にとって「うんち」とは何か(なぜ「うんち」をするのか
いつから「うんち」をしはじめたのか―「受動的なうんち」と「能動的なうんち」 ほか)
第2章 個体にとっての「うんち」―なぜ「する」のか(「うんち」は何からつくられる?
「うんち」はどうつくられる?―そして「おしっこ」は? ほか)
第3章 集団にとっての「うんち」―果たして「役に立つ」のか(集団にとって「うんち」とは何か
集団にとって「能動的なうんち」とは? ほか)
第4章 他の生物にとっての「うんち」―「うんち」を使った巧みな「生き残り」&「情報」戦略(動物は他種の「うんち」をどのように利用しているのか
植物は動物の「うんち」をどのように利用しているのか ほか)

出版社・メーカーコメント

うんちに秘められた生き物たちの「すごい生きざま」!なぜするのか?いつからしはじめたのか?しない生き物はいるのか?なぜ茶色いのか? 臭い理由は?「うんちに擬態する」生き物や、「他の生き物のうんちを食べる」動物がいる!?仲間やライバルの行動を支配する、うんちを使った「情報」戦略とは?うんちとは……、進化の結晶にして生存戦略の武器だった!思わず誰かに話したくなる「うんちのうんちく」が満載!

著者紹介

増田 隆一 (マスダ リュウイチ)  
1960年、岐阜県生まれ。北海道大学大学院修了(理学博士)。アメリカ国立がん研究所(NCI)研究員等を経て、現在、北海道大学大学院理学研究院教授。哺乳類を中心に、分子系統進化学および動物地理学に取り組んでいる。研究では、動物を捕獲せず非侵襲的に得られる排泄物を用いた遺伝子分析を取り入れてきた。2019年度日本動物学会賞、日本哺乳類学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)