• 本

イメージかモノか 日本現代美術のアポリア

出版社名 武蔵野美術大学出版局
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-86463-129-7
4-86463-129-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 255P 22cm

商品内容

要旨

一九七〇年前後のアートシーンにおいてあらわになった観念(イメージ)と物質(モノ)の抗争と対立を解き明かし“見るということ”をめぐる制作と批評の軌跡を検証する。

目次

序章 観念と物質の乖離―アンチ・フォームと「もの派」
1章 イメージ批判の出発点―主体と客体の関係性の瓦解
2章 あらかじめ失われたものとしてのイメージ―中原佑介「見るということの意味」
3章 事物の傷痕と離人症―アジェとクラインをつなぐ写真実践
4章 反芸術論争の陥穽―模型千円札事件公判記録1
5章 芸術概念の解体へ―模型千円札事件公判記録2
6章 芸術に啓示を与える芸術―いまだ実現し得ぬ何ものか
7章 無芸術のユートピア―模型千円札からハプニングへ
8章 イメージを失くしモノと対峙する―李禹煥の概念芸術批判
9章 カメラはなんでも写る、映ってしまう―記憶と記録1
10章 ベンヤミン「複製技術論」を超えて―記憶と記録2
11章 なぜ写真=虚像に現実を感じるのか
―闇に向かってシャッターを切る榎倉康二
12章 存在の亀裂のままに―物質との触覚的な出会いを求めて

著者紹介

高島 直之 (タカシマ ナオユキ)  
1951年、仙台市生まれ。美術批評・近現代美術。現在、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)