戦後日本の中国観 アジアと近代をめぐる葛藤
中公選書 122
出版社名 | 中央公論新社 |
---|---|
出版年月 | 2021年11月 |
ISBNコード |
978-4-12-110122-8
(4-12-110122-7) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 256P 20cm |
商品内容
要旨 |
巨大な隣国、中国。その政策、対外行動、国内で起こる事件は時に理解しがたいものと映る。私たちは、この隣国をどのように捉えるべきか。本書は戦後の中国近現代史研究の歴史をひもとき、日本の中国観に迫る。敗戦や文化大革命は、日本の中国研究にどのような影響をもたらしたか。共産党政権の成立、日中国交樹立、改革開放、天安門事件、反日デモ、「一帯一路」などをどう論じたのか。膨張を続ける中国を、冷静に見つめるために。 |
---|---|
目次 |
第1章 脱亜と興亜の間で―戦前(近代日本の中国観の形成―明治 |
出版社・メーカーコメント
長く影響を受けてきた国、中国。距離的にも心理的にも近いが、その政策、対外行動、中国で起こる事件は理解しがたいものである。本書は日本の中国近現代史研究をひもとき、日本人の中国観に迫る。文化大革命、日中国交正常化、天安門事件などを経て、日本の隣国への見方はどう変化したのか、丹念に追う。