左遷社長の逆襲 ダメ子会社から宇宙企業へ、キヤノン電子・変革と再生の全記録
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2021年11月 |
ISBNコード |
978-4-02-331991-2
(4-02-331991-0) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 258P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 宇宙開発を民間企業が担う時代になった。イーロン・マスク氏率いるスペースXやアマゾンのジェフ・ベゾス氏率いるブルー・オリジンなどが話題だが、日本にも、脈々と築き上げてきた技術力によって、電機メーカーから宇宙ビジネスに進出し、飛躍しようとしている企業がある。キヤノン子会社のキヤノン電子だ。本書は、キヤノン常務だった著者が、1999年に実質赤字経営であったキヤノン電子社長に「左遷」されて以降、同社を立て直し、宇宙事業に参入して挑戦を続ける現在までの軌跡をまとめている。著者は、キヤノン電子を世界でトップレベルの高収益企業にすることを目指し、そのために時間、生産スペース、不良などのすべてを半分にする「TSS2分の1」を打ち出してムダを削減。そこから生まれた資金をコア技術に投入して技術力を磨き、宇宙事業参入を果たした。著者は、キヤノン電子株式会社代表取締役会長。1940年、栃木県生まれ。67年にキヤノンに入社し、研究開発部門に配属。96年常務取締役生産本部長。99年3月よりキヤノン電子社長に就任。2021年3月より現職。なお本書は、ものづくりの醍醐味は多くの人との協業にあることを伝える意図から、三人称で著されている。 |
商品内容
要旨 |
経営者は全権限を持ち、全責任を負う。経営者次第で会社はどうにでもなる。現状維持は悪。変わり続けた組織のリアルストーリー。 |
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目次 |
序章 左遷 |
出版社・メーカーコメント
キヤノングループのお荷物子会社だったキヤノン電子はいかにして、宇宙企業へと変貌したのか。酒巻氏が社長として赴任してから「会社のアカスリ」で徹底したムダを省き高収益企業へと生まれ変わり、そこで得たお金で人工衛星とロケットという宇宙企業へと参入する。20年の経営改革の全貌をストーリー形式で紹介する。