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春告げ鳥

二見時代小説文庫 も1−25 柳橋ものがたり 7

出版社名 二見書房
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-576-21193-0
4-576-21193-5
税込価格 770円
頁数・縦 296P 15cm

商品内容

要旨

慶応四年三月三日、三度目の老中を辞したばかりの小笠原長行のもとへ国許の唐津から使者が訪れた。時節柄、帰国されては…という藩主からの誘いであった。長行は二歳で藩主の父を亡くし、藩国替えの危機脱却のため、後継者から排された。こたびは、新政府への生け贅として長行を呼び戻す。もうこれ以上、藩存続のためには動かぬ。長行は究極の決断を己に迫った。(第五話)

出版社・メーカーコメント

故あって船宿『篠屋』の住み込み女中になった綾。人と船の行き交う神田柳橋に巻き起こる事件を、しっとりとした筆致で描く時代推理

著者紹介

森 真沙子 (モリ マサコ)  
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)