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ことばへの気づき カフカの小篇を読む

出版社名 春風社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-86110-754-2
4-86110-754-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 338P 19cm

商品内容

要旨

外国語教育や少数言語の研究に携わってきた著者が、自身の経験と生活、そしてカフカの小篇を読むことから得た、ことばへの気づきを綴ったエッセイ集。

目次

第1部 小さな/微妙な違いが大きな違い(「あなた〜」と「アナタッ!」
香港の街角で、悲喜(筆記)こもごも
「つんぼ」 ほか)
第2部 楽しい気づきが語学継続の支え(ドイツ語の学習―ことばを学ぶことの楽しさ発見!
ウェールズ語の学習―母語への気づき
マオリ語の学習―世代間継承の大切さ・難しさを実感 ほか)
第3部 怖さへの気づきが新たな世界への入り口(母親の絶句、そしてイルカのコミュニケーション(『武満徹エッセイ集―言葉の海へ』)
どもり(吃音)について(武満徹「吃音宣言」)
急行列車の通過―そのときの静謐 ほか)

著者紹介

松原 好次 (マツバラ コウジ)  
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業。元電気通信大学教授。専門は言語社会学、言語政策。特に、少数民族言語(先住民族や移民の言語)の衰退・再活性化について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)