• 本

プロレス社会学のススメ コロナ時代を読み解くヒント

出版社名 ホーム社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-8342-5353-5
4-8342-5353-8
税込価格 2,090円
頁数・縦 428P 19cm

商品内容

要旨

プロレスを語ることは今の時代を語ることである。「プロレスライター」&「時事芸人」が最強タッグ結成!『KAMINOGE』人気連載が待望の書籍化!!

目次

プロレスにおける無観客試合
WWE史から学ぶ“社会集団”としての組織論
NWA史から見る“権威”とはいかにして作られるのか?
“権威”とは、歴史の対立構造や価値基準によって作られる
情報の確認と検証がされないまま“真実らしきもの”が作られていくネット時代
女性の地位向上や男女平等が叫ばれている現代社会とプロレスの関係性
“ウォリアーズ世代”はイチから自己プロデュースができた時代の最後のスーパースターたち
“ガチ”という言葉の意味
プロレスから学んだマイノリティの意識
アンダーテイカー完全引退で考える“怪奇派”のルーツ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

プロレスを語ることは今の時代を語ることである―。ベテランプロレス記者であり社会学講師の顔も併せ持つ斎藤文彦と、世相を独自の視点で斬る「時事芸人」であるプチ鹿島。COVID19の感染拡大により社会全体が混乱し新しいやり方を模索する中、この二人の最強タッグがプロレスを切り口にコロナ時代を読み解くヒントを語りつくす一冊。『KAMINOGE』の人気連載対談シリーズがついに待望の初書籍化!【目次】第1回 プロレスにおける無観客試合第2回 WWE史から学ぶ“社会集団”としての組織論第3回 NWA史から見る“権威”とはいかにして作られるのか?第4回 “権威”とは、歴史の対立構造や価値基準によって作られる第5回 情報の確認と検証がされないまま“真実らしきもの”が作られていくネット時代第6回 女性の地位向上や男女平等が叫ばれている現代社会とプロレスの関係性第7回 “ウォリアーズ世代”はイチから自己プロデュースができた時代の最後のスーパースターたち第8回 “ガチ”という言葉の意味第9回 プロレスから学んだマイノリティの意識第10回 アンダーテイカー完全引退で考える“怪奇派”のルーツ第11回 馳浩と山田邦子の和解から振り返る『ギブUPまで待てない!!』第12回 独自の発展を遂げた日本の活字プロレスメディア第13回 プロレスから学ぶ「疑わしい情報」の取り扱い方第14回 “企業プロレス”全盛のいまこそWCWの歴史を紐解く第15回 ヘイトクライムとプロレス社会第16回 プロレスラーと引退第17回 東京五輪とは何だったのか?

著者紹介

斎藤 文彦 (サイトウ フミヒコ)  
1962年、東京都杉並区生まれ。プロレスライター、コラムニスト、大学講師。オーガスバーグ大学教養学部卒業、早稲田大学大学院スポーツ科学学術院スポーツ科学研究科修了、筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻博士後期課程満期。在米中の1981年より『プロレス』誌の海外特派員をつとめ、『週刊プロレス』創刊時より同誌記者として活動。海外リポート、インタビュー、巻頭特集などを担当した
プチ鹿島 (プチカシマ)  
1970年、長野県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。「時事芸人」として各メデイアで活動中。新聞14紙を購読しての読み比べが趣味。2019年に「ニュース時事能力検定」1級に合格。2021年より「朝日新聞デジタル」コメントプラスのコメンテーターを務める。ワタナベエンターテインメント所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)