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次期戦闘機開発をいかに成功させるか 2035年悲願の国産戦闘機誕生へ

出版社名 並木書房
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-89063-415-6
4-89063-415-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 462P 19cm

商品内容

要旨

2018年12月、安倍政権下、次期戦闘機(F‐X)は「日本主導の国際共同開発」との方針が決定され、2021年、三菱重工のもとにIHI、川崎重工、三菱電機など協力会社7社が集まり本格的に開発が始まった。今後十数年かけて開発するのは2035年頃に退役が始まるF‐2戦闘機の後継機である。次期戦闘機にはステルス性だけでなく、高度な電子戦、ネットワーク戦を制する能力が要求され、将来的には無人機との連携も求められる。F‐2戦闘機開発での苦い教訓から自主開発の道を選んだ日本。2009年から研究が始まっていた開発計画の経緯と今後の展望を戦闘機開発に関わった専門家6人が語りつくす!

目次

第1章 討論 次期戦闘機開発、その経緯と展望
第2章 日本の戦闘機開発と次期戦闘機の運用構想
第3章 F‐2開発の経緯と教訓
第4章 次期戦闘機開発の技術的課題(1)
第5章 次期戦闘機開発の技術的課題(2)
第6章 次期戦闘機の運用上の課題
第7章 次期戦闘機開発の運営管理上の課題

著者紹介

森本 敏 (モリモト サトシ)  
防衛省を経て外務省に入省し、在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長などを歴任。退官後、慶應義塾大学等で教鞭を執る。平成12年から拓殖大学教授、同大学総長を経て現在、同大学顧問。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣、防衛大臣政策参与などを歴任
岩〓 茂 (イワサキ シゲル)  
防衛大学校卒、元航空自衛官、空将。航空自衛隊では戦闘機パイロットとして勤務、約100回に及ぶロシア・中国機などに対する対領空侵犯措置任務の経験を有し、第2航空団司令、航空総隊司令官、第31代航空幕僚長、第4代統合幕僚長、防衛大臣政策参与などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)