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インパクト投資 社会を良くする資本主義を目指して

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-532-35898-3
4-532-35898-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 259P 20cm

商品内容

要旨

民間の投資資金が社会進歩を加速する。SDGs時代に求められる新しい手法。

目次

第1章 インパクト革命 リスク・リターン・インパクト
第2章 インパクト起業家の時代
第3章 インパクト投資が作るニュー・ノーマル
第4章 インパクトを事業に組み込む
第5章 インパクト哲学の夜明け
第6章 より大きな問題をより早く解決する政府
第7章 インパクト資本主義の「見えざる心」

出版社・メーカーコメント

世界中で、資本主義と民主主義が大きな試練の時を迎えている。現状の格差のレベルは持続可能ではないことがいよいよ明白になってきた。先進国でも発展途上国でも、世界中の人々が社会的・経済的・環境的な配分が不公平なことを腹立たしく思っている。今日の不平等は政治的な原因によるところもあるだろう。だが主には経済システムの結果だ。この経済システムを改善するのに必要な手立てを具体化したものが「インパクト投資」である。インパクト投資は経済・社会・環境の結果をもっと公平に再配分する道を示してくれる。「インパクト投資のゴッドファーザー」(フォーブス誌)がよりよい社会を資本主義で築くために何ができるかを語る。「FTが選ぶ2020年ベストブック」 【本書への賛辞】クリスタリナ・ゲオルギエバ(IMF専務理事、元世界銀行CEO、世界銀行暫定総裁)「社会的インパクト投資が持つ力によって実現性が証明された、希望に満ち溢れる未来の青写真を描き出している」ポール・ローマー(ノーベル経済学賞受賞者)「インパクト投資は、わたしたちの経済システムを変革し救済するための、重要な新アイデアである」ボノ(U2)「善行と経済的成功を両立したい人への必携書だ」

著者紹介

コーエン,ロナルド (コーエン,ロナルド)   Cohen,Ronald
グローバル規模のインパクト革命を主導する先駆的な慈善家、社会イノベーターであり、ベンチャー・キャピタリスト、プライベート・エクイティ投資家でもある。現在はインパクト投資グローバル運営委員会(GSG)委員長およびポートランド・トラスト会長を務める。社会的投資顧問会社ソーシャル・ファイナンスをイギリスとアメリカ、イスラエルで共同設立したほか、G8社会的インパクト投資タスクフォース(G8T)委員長(2013〜2015年)、イギリスの社会的投資タスクフォースの委員長(2000〜2010年)、英国ベンチャー・キャピタル協会創設会長、欧州ベンチャー・キャピタル協会会長を歴任。エジプト生まれ。11歳のときに難民としてイギリスに渡る。オックスフォード大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。オックスフォード大学時代にはオックスフォード・ユニオンの会長を務めた。現在は、テルアビブ、ロンドン、ニューヨークを拠点として活動している
斎藤 聖美 (サイトウ キヨミ)  
1950年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。日本経済新聞社、ソニー勤務の後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行のエグゼクティブ・ディレクターなどを経て独立。数々の企業立ち上げに携わり、現在はジェイ・ボンド東短証券代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)