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越境するファッション・スタディーズ これからファッションを研究したい人のために

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-7795-1603-0
4-7795-1603-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 185P 21cm

商品内容

要旨

今、ファッションについて何が問われるべきなのか。複雑にからみあったファッションにまつわる事象を芸術学・言語文化・文化人類学・メディア論など多様な視点から学際的に論じる。

目次

第1部 地理的・時間的越境(蚕の女神―養蚕の技術と信仰の重なりから
国境を越える着物―和装ファッション文化の発見
アメリカ東海岸における和装文化の越境―ファッション研究におけるナラティブ分析の可能性
漢服イメージを介した映像的コミュニケーション―漢服の歴史と、その役割の変化に注目して
日本のモダン・ファッション形成期におけるグローバルな視点―田中千代と民俗衣装)
第2部 アイデンティティの越境(越境する刻印身体―モダン・プリミティブにおけるスティグマからカリスマへの変貌
ファッションが世界をつくりなおすとき―ヒップホップやストリート文化にみる衣服と身体所作
モッドマン―日本における理想の男性の美しさと、ファッション・モデルの役割について
大人男子―若者文化の発生と男性の成熟と未熟
フランスのファッション・メディアにおける規範的女性像の構築・伝達)

著者紹介

高木 陽子 (タカギ ヨウコ)  
文化学園大学服装学部教授、大学院生活環境学研究科教授
高馬 京子 (コウマ キョウコ)  
明治大学情報コミュニケーション学部専任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)