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黄金比原論 美といのちの幾何学

出版社名 丸善出版
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-621-30678-9
4-621-30678-2
税込価格 6,380円
頁数・縦 171P 22cm

商品内容

要旨

自然界のいのちを育み、人間界の美を生んできた黄金比の謎を、幾何学的に解き明かした古典的名著の初翻訳。原著者ギカの大著『自然と美術における比例の美学』(1927)と『黄金数』(1931)のエッセンスが凝縮された黄金比研究の原典。

目次

第1章 空間と時間における比例
第2章 黄金比
第3章 多角形
第4章 多面体
第5章 タイル貼りとブロック積み
第6章 いのちの幾何学
第7章 かたちの伝統
第8章 黄金比の広がり
第9章 美の協奏曲

著者紹介

ギカ,マティラ (ギカ,マティラ)   Ghyka,Matila
1881‐1965。ルーマニアの第一次世界大戦時代の著名な外交官。20世紀初め、美学に関心を持ちながらパリで電気工学を学んだあと、ルーマニアを代表する文化使節として世界各国をまわりながら、数学と美学を融合した『自然と美術における比例の美学』(1927)や『黄金数』(1931)など黄金比をテーマにした先駆的な大書をガリマール社から出した。第二次世界大戦時代にはナチスに協力する軍事独裁政権に反旗を翻して政府関係の要職を辞し、アメリカに渡って、南カリフォルニア大学などで美学の客員教授を務めた
パトラシュク,パウロ (パトラシュク,パウロ)   Patrashcu,Paul
1980年生まれ。ルーマニア出身のゲーム・デザイナー、多言語翻訳家。2000年ブカレスト大学数学科入学を辞退し来日、京都大学総合人間学部に入学。同大学院人間・環境学研究科修士課程修了。学部生時代にCG‐ARTS協会主催学生CGコンテストで優秀賞ならびに佳作賞受賞。現在は京都でゲーム・デザイナーとして活躍中。専門は映像美術、コンピュータ・グラフィクス
宮崎 興二 (ミヤザキ コウジ)  
1940年生まれ。京都大学名誉教授。工学博士。専門は図形科学、建築工芸学。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)