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乳がん治療の新しい視点 医療人類学から考える

出版社名 日本評論社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-535-98491-2
4-535-98491-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 193P 20cm

商品内容

目次

はじめに―ひとと音楽、そして科学と医療
1 「乳がんです、治療しましょう」
2 「バニラが良かったのに」
3 病いと医療
4 「乳がんと言われた」
5 「次回はね、○月○日に抗がん剤を打ってもらいに来ますね」
6 「リンパ節転移もなかったので、大丈夫ですよ」
7 「血液検査の数値が正常範囲内だから大丈夫です。ドキドキしないはずです」
8 「先生、最近来てくれないね、新しい先生来てくれるけど」
おわりに―これからの医療をどのようなものに創りあげるのか
医学するこころ―監修者小論

出版社・メーカーコメント

1年365日を病院で働く外科医生活に疑問を感じ医療人類学に出会った。症例を通して、臨床医のことばで医療人類学の視点を伝える。

著者紹介

吉村 慶子 (ヨシムラ ケイコ)  
外科専門医・乳腺専門医。大阪府済生会中津病院乳腺外科医師。医学博士。2021年1月にClinically Applied Medical Anthropology Clinic(通称:おはなし外来)を大阪府済生会中津病院に開設
皆藤 章 (カイトウ アキラ)  
1957年、福井県生まれ。臨床心理学者。京都大学大学院を経て、京都大学大学院教育学研究科助教授、准教授、教授。2018年、京都大学を早期退職し、ハーバード大学医学部客員教授。現在、奈良県立医科大学特任教授。京都大学名誉教授。臨床心理士、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)