世界中の国立公文書館、博物館、図書館、個人のコレクションから集められた政治、軍事、芸術、科学の各分野における歴史的に極めて重要な５０の文書（ドキュメント）について、歴史的位置づけや意義、後世への影響などをくわしく解説。時代ごとに４つのパートを設け、２２０点あまりの図版とともに説明する。私たちは、最古の文明の文字から今日の重要な手稿、聖典、条約、契約書、スピーチ原稿や協定書、論文、本、世界史を動かした重要なアイディアのメモやスケッチを通して、時空を超えた旅を体験することができる。

第１部　青銅器時代・鉄器時代　紀元前１８００年‐西暦１００年頃（ハムラビ法典
ツタンカーメンの「祈りのコップ」　ほか）
第２部　中世・近世　６００年‐１６４８年頃（『コーラン』
『ケルズの書』　ほか）
第３部　革命の時代　１７７６年‐１８９３年（アメリカ独立宣言
球戯場の誓い　ほか）
第４部　２０世紀以降　１９０３年‐現在（ライト兄弟の電報
フレデリック・タブのガリポリ日記　ほか）