遠丸立もまた夢をみる 失われた文芸評論のために
詩人の遠征 12
出版社名 | 洪水企画 |
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出版年月 | 2022年2月 |
ISBNコード |
978-4-909385-34-5
(4-909385-34-7) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 205P 19cm |
商品内容
要旨 |
遠丸立は一九二六年生まれの文芸評論家。『吉本隆明論』を最初期に刊行した一人で、詩も書く。“詩人としての林芙美子”の評価にも意欲的であった。同人誌『方向感覚』を主宰し、一般的な作家論や書評などとは一線を画す、自らのこだわりに従った批評活動を続け、二〇〇九年に没した。代表作に、『恐怖考』『無知とドストエフスキー』『永遠と不老不死』等々。本書は、遠丸立の批評を導きの糸として、文芸評論の可能性を探究する試みである。 |
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目次 |
1 なぜ“吉本隆明論”か? |