• 本

禁煙ファシズム 横浜副流煙事件の記録

出版社名 鹿砦社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-8463-1443-9
4-8463-1443-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

ミュージシャンが自宅マンションの音楽室で煙草を吸っていると訴状が届いた。4500万円の損害賠償と自宅での喫煙禁止。同じマンションの上階に住む家族が、副流煙で病気になったとして裁判を起こしたのだ。著名な医師や研究者が次々と原告家族に加勢したが、偽造診断書が発覚して事件は思わぬ方向へ…。その一服、4500万円!―ある日、突然法廷に日常生活の中に潜む隣人トラブル。

目次

第1章 隣人トラブルから警察沙汰に
第2章 事件の発覚を警戒する二人の弁護士
第3章 本人訴訟とジャーナリズムの選択肢
第4章 神奈川県警介入のグレーゾーン
第5章 三通の診断書から浮上した疑惑
第6章 診断書をメール電送した異常
第7章 「受動喫煙」外来への潜入取材
第8章 医師法第二〇条違反を認定した一審判決
エピローグ

出版社・メーカーコメント

ラジカルな喫煙撲滅「運動」が招いた悲劇「横浜副流煙事件」。裁判に発展、医学会のウソが露見したこの事件の発生から決着までを明らかに。

著者紹介

黒藪 哲哉 (クロヤブ テツヤ)  
ジャーナリスト。1958年兵庫県生まれ。1992年、『説教ゲーム』(改題:「バイクに乗ったコロンブス」)でノンフィクション朝日ジャーナル大賞「旅・異文化」テーマ賞を受賞。1998年、『ある新聞奨学生の死』で週刊金曜日ルポルタージュ大賞「報告文学賞」を受賞。ウェブサイト「メディア黒書」主宰者。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)