• 本

国家・メディア・コミュニティ

慶應義塾大学法学研究会叢書 92

出版社名 慶應義塾大学法学研究会
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-7664-2787-5
4-7664-2787-4
税込価格 5,060円
頁数・縦 249,16P 22cm

商品内容

要旨

近代国民国家の成立と維持にとって、マス・コミュニケーションの普及と発達が与えた影響を、国家・メディア・コミュニティの三者の連関から読み解く。

目次

第1章 マス・コミュニケーションと近代国民国家
第2章 情報社会論再考―グローバリゼーシヨンとの関連を中心に
第3章 情報化の進展とコミュニティ(論)の変容―国民国家との関連から
第4章 多様化・多層化するコミュニティとコミュニティ・メディア
第5章 戦後日本社会のメディア・ナショナリズム
第6章 日本のソフト・パワーの「歴史性」と「政治性」
第7章 「物語」としての政治と歴史認識
第8章 ジャーナリズムと歴史認識
第9章 沖縄地方紙と沖縄の「地方益」

出版社・メーカーコメント

近代国民国家の成立と維持にとって、マス・コミュニケーションの普及と発達が与えた影響を、国家・メディア・コミュニティの三者の連関から読み解く。また、書籍や沖縄地方紙等を対象に、戦後日本社会における歴史認識問題についての考察を進めていく。

著者紹介

大石 裕 (オオイシ ユタカ)  
慶應義塾大学名誉教授、十文字学園女子大学特別招聘教授、東海大学文化社会学部客員教授。博士(法学)。1956年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。(財)電気通信政策総合研究所研究員、関西大学社会学部助教授、東京大学社会情報研究所客員助教授、慶應義塾大学法学部政治学科助教授、同教授、ウエストミンスター大学メディア学部訪問教授、エセックス大学政治学部訪問研究員などを経て現職。主要著作:『地域情報化―理論と政策』世界思想社、1992(テレコム社会科学賞)。『政治コミュニケーション―理論と分析』勁草書房、1998年(櫻田会奨励賞)。『ジャーナリズムとメディア言説』勁草書房、2005年(慶應義塾賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)