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組織再編税制との比較でわかるグループ通算制度の基本

出版社名 税務研究会出版局
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-7931-2668-0
4-7931-2668-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 188P 21cm

商品内容

要旨

令和4年4月からはじまるグループ通算制度は、グループ各社を納税単位としており、グループ調整計算を行う項目を最小限に止めているほか、組織再編税制と整合性ある制度とされたことにも大きな特徴があります。これは、損益通算や欠損金の共同利用ができるグループ通算制度と、組織再編(合併)により1つの法人になることには、制度の利用に関して同様の効果があるためです。本書は、グループ通算制度の基本的な項目を解説するとともに、組織再編税制の取扱いとの比較も可能な限り行い、組織再編税制の考え方を手掛かりとすることにより、グループ通算制度の各規定が理解できるよう説明しています。グループ通算制度の選択を検討・予定する会社関係者、税理士、公認会計士及びコンサルタントの方々に最適の一冊です。

目次

第1章 グループ通算制度の概要
第2章 グループ通算制度の基本的な仕組み
第3章 グループ通算制度の開始
第4章 グループ通算制度への加入
第5章 グループ通算制度の取りやめ等
第6章 個別制度
第7章 租税回避防止規定
第8章 経過措置

著者紹介

榑林 一典 (クレバヤシ カズノリ)  
OAG税理士法人、税理士。1965年山梨県生まれ。早稲田大学教育学部、半導体商社勤務を経て、現在、OAG税理士法人マネジメント・ソリューション部部長、税理士。専門誌への寄稿や講演活動のほか、経済産業省「新たな組織法制と税制の検討会」委員、「事業再生研究機構」理事、「全国事業再生・事業承継税理士ネットワーク」幹事などの委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)