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人間のしがらみ 下

光文社古典新訳文庫 KAモ1−4

出版社名 光文社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-334-75458-7
4-334-75458-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 662P 16cm
シリーズ名 人間のしがらみ

商品内容

要旨

ミルドレッドへの思いを断ち切ったフィリップに訪れる新しい出会いと思わぬ再会。感情を大きくかき乱す出来事の数々に翻弄されるなか、青年はある一家との交際のなかで人生の尊さをだんだんと感じ始め…。人気絶頂のモームが専念して書かざるを得なかった20世紀英文学の代表的傑作。

著者紹介

モーム,ウィリアム・サマセット (モーム,ウィリアムサマセット)   Maugham,William Somerset
1874‐1965。イギリスの劇作家、小説家。イギリス人の両親のもと、フランスで生まれる。幼くして両親を亡くし、イギリスの叔父に引き取られる。10代は学校生活になじめず読書に逃避。やがて演劇の面白さに目覚め、作家を志すが、現実的な選択として、医学校に入学。1897年、貧民街での実習経験をもとにした『ランベスのライザ』を出版。1907〜1908年にはロンドンで上演された戯曲が次々に大成功を収め、社交界の名士となる。第一次大戦中は、英国諜報部員として諜報活動に従事。40代以降は、ヨーロッパ各地や、南太平洋の島々をたびたび訪れ、数々の短編を生み出した
河合 祥一郎 (カワイ ショウイチロウ)  
1960年生まれ。東京大学教授。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。著書に『ハムレットは太っていた!』(第23回サントリー学芸賞受賞)『シェイクスピアの正体』ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)