• 本

プロソディー研究の新展開

出版社名 開拓社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-7589-2363-7
4-7589-2363-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 288P 21cm

商品内容

要旨

日本語および琉球語のプロソディー(アクセント、イントネーション)に関する最新の研究成果。東京方言(標準語)に関するもの4編、近畿方言1編、九州の諸方言4編、琉球の諸方言3編、日本人英語学習者の音声を分析した論考1編の13編の論考。

目次

式保存型接尾辞「‐方」の音調形成
日本語のテキストセッティングと音韻制約
日本語ピッチレンジの社会音声学的研究
動詞に助詞・助動詞がついたときのアクセント再考
近畿方言におけるアクセント式の予測可能性―茶色のきつねと茶色のきりん
不定語のアクセント・イントネーション―日本語諸方言におけるバリエーション
天草市本渡方言における呼びかけイントネーションの言語学的指定
熊本県八代市坂本町上深水方言のアクセント単位拡張現象―名詞を左端に持つ斉造を中心に
鹿児島方言のアクセントの弁別的特性について
琉球祖語の韻律体系について

著者紹介

窪薗 晴夫 (クボゾノ ハルオ)  
エディンバラ大学大学院博士課程修了(1988)。PhD(言語学)。現在、国立国語研究所理論・対照研究領域教授
守本 真帆 (モリモト マホ)  
カリフォルニア大学サンタクルーズ校博士課程修了(2020)。PhD(言語学)。現在、国立国語研究所理論・対照研究領域プロジェクトPDフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)