• 本

中国思想史

講談社学術文庫 2706

出版社名 講談社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-06-526941-1
4-06-526941-5
税込価格 1,386円
頁数・縦 343P 15cm

商品内容

要旨

孔子・老荘・墨子ら“諸子百家”から、四書五経の研究を深めた経学の伝統、儒教・仏教・道教の相互交渉、宋学の成立と清代考証学の恩恵まで。思想の推移と変遷に着目し、異質な思想が接触し変化する過程を描き出す。二千年を超える中国哲学史を一人の学識の視野で一望した稀有の書。一九三六年初刊のロングセラーを初めて文庫化。

目次

上世期(上)諸子時代(中国古代の民族信仰
孔子 ほか)
上世期(下)経学時代(前漢の経学
後漢の経学 ほか)
中世期 三教交渉の時代(儒教より老荘へ
老荘より仏教へ ほか)
近世期 儒教革新の時代(儒学の新傾向
仏教の新傾向 ほか)

出版社・メーカーコメント

諸子百家から、道教・仏教の儒教への影響、朱子学・陽明学の成立、清代考証学の成果までを大きな視野で。唯一無二の中国思想全史。

著者紹介

武内 義雄 (タケウチ ヨシオ)  
1886年三重県生まれ。京都帝国大学文科大学卒業。大阪府立図書館勤務ののち、東北帝国大学法文学部教授を務め、東北大学名誉教授。学士院会員、文学博士。1960年、文化功労者として表彰。1966年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)