白から黄色へ ヨーロッパ人の人種思想から見た「日本人」の発見 1300年〜1735年
出版社名 | 明石書店 |
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出版年月 | 2022年1月 |
ISBNコード |
978-4-7503-5294-7
(4-7503-5294-2) |
税込価格 | 7,700円 |
頁数・縦 | 774P 22cm |
商品内容
要旨 |
黄色人種は、ヨーロッパ人の創作である。白と黒を上下にして、その中間を占める地位に置いたのである。(中略)本書は、“黄色人種”という概念の登場に至ったイメージと受け止め方の変容を扱う。東アジア全般そして特に日本に関する論議を通して、前近代及び近世のヨーロッパで人種主義がいかに展開してきたかを検討する。本論は、ヨーロッパが日本人そして二義的には中国人との出会いをきっかけとして起きた論議のケーススタディであり、現代人種思想の起源だけでなく、その発想の動機について、新しい光を当てる。(本書より) |
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目次 |
第1局面 推測段階―出会い以前の日本に関する知識(一三〇〇年‐一五四三年)(ジパングの浮上とその先駆的民族誌 |