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コロナ危機と欧州・フランス 医療制度・不平等体制・税制の改革へ向けて

出版社名 明石書店
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-7503-5342-5
4-7503-5342-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 346P 20cm

商品内容

要旨

ペスト大流行から7世紀。コロナで世界はどう変わるのか?コロナ流行の一大震源地になった欧州、中でも感染が極度に拡大したフランスを中心対象として、政治、経済、社会すべての複合的危機を生んだメカニズムを分析するとともに、西洋・グローバリゼーションモデルに対する、今後のポストコロナの世界を展望する。

目次

コロナ危機で問われているもの
第1部 コロナ感染に対する危機管理(欧州の危機管理とイタリア救済問題
フランスの外出制限と緊急支援問題)
第2部 コロナ禍の経済・社会危機(経済不況の進展
雇用・失業問題の新展開
医療体制の崩壊―フランスをめぐって
社会的不平等の深化)
第3部 ポストコロナの課題(欧州の復興プランと統合問題
フランスの復興プランと債務問題)
コロナ危機の意味するもの―不平等体制と社会的公正

著者紹介

尾上 修悟 (オノエ シュウゴ)  
1949年生まれ。西南学院大学名誉教授。京都大学博士(経済学)。2000年と2004年にパリ・シアンス・ポリティークにて客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)