• 本

医者にまかせてはいけない

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7678-2994-4
4-7678-2994-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

「医療コミュ障」の日本人に送る、医師と患者の対等な関係のつくり方。

目次

第1章 自粛をやめてハワイへ行こう―「コロナ禍」で私たちは何を失ったのか?(ワクチン証明書は実現が困難
3回目のワクチン接種は必要か? ほか)
第2章 酒やタバコがたしなめない社会―「生活習慣」という名の被害者バッシング(高血圧は客観的ではない
なぜ患者は治療すべきかどうか自分で決められないのか ほか)
第3章 健康診断はナルシシズム―生権力に身体を差し出す現代人(検診で大腸がん死を防げる確率は1%未満
欧米では胃がん検診が行われていない ほか)
第4章 お医者さんにおまかせしないで!―医療の意思決定ができない日本人(医者はもともと権威づけられた存在
医者の権威を実現するためベンツに乗る ほか)
第5章 病院に行っていいのはどんなとき?―医療を変えるために患者がやるべきこと(若い人が医者になりたいと思う動機は?
『ブラック・ジャック』を読んで医者になった? ほか)

出版社・メーカーコメント

過剰な「健康志向」が実は「不健康」の原因?不安を煽るな報道、相次ぐデマに踊らされず「健康」、そして「医療」と向き合うコツ。過剰な報道や怪しい健康情報を人はなぜ信じてしまうのか?自分を守る「医療リテラシー」の身に着け方。 ●反ワクチン、度重なるデマ、テレビの過剰な報道に「騙されない」情報リテラシーの身に着け方●治療を「医師にお任せしない」。自分の身体のことは自分の頭で考えて情報収集し、向き合うべき●高血圧、糖尿病の「数値」を見るときに確認し自分の頭で考えたいポイントは何か●適量の「タバコ」と「お酒」は本当に健康に悪いのか?●「新薬」のほうが従来の薬より必ず良いとは限らない●医療を良くしていくためには「患者」も正しい目と知識を持ち、変わっていかなくてはならない

著者紹介

大脇 幸志郎 (オオワキ コウシロウ)  
1983年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業後医師にはならず、フリーターを経験。その後出版社勤務、医療情報サイト運営の経験ののち医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)