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ケアへの法哲学 フェミニズム法理論との対話

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7795-1640-5
4-7795-1640-4
税込価格 3,850円
頁数・縦 354P 20cm

商品内容

要旨

ケアという概念の政治理論・法理論上の意義を解きほぐし、ケアという価値があるからこそ存続に値する社会、「ケア基底的社会」を構想する。

目次

第1部 思想資源としてのフェミニズム(「個人的なことは政治的なこと」―性の公共性について
ハラスメントがセクシュアルであるとはどういうことなのか
人間観の問題とフェミニズム
リベラリズムに呼びかけるフェミニズム)
第2部 ケア基底的社会へ(フェミニズムと法概念論との対話に向けて
フォミニズム法理論とマイナーな声―過少代表という問題
家族の法からホームの権利へ
ケアを「はかる」ということ
ケアへの敬意―倫理から制度へ)

著者紹介

池田 弘乃 (イケダ ヒロノ)  
1977年東京都生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。松山福祉専門学校、都留文科大学等の非常勤講師を経て、山形大学人文社会科学部准教授。専攻は法哲学、ジェンダー・セクシュアリティと法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)