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どこへ行こうか、心理療法 神田橋條治対談集

出版社名 創元社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-422-11780-5
4-422-11780-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 198P 21cm

商品内容

要旨

精神科医・神田橋條治と独自の道を極めた心理臨床の達人三傑とが山頂でくり広げる「語り」の宴。かつて神田橋とスーパーヴァイザー‐ヴァイジーの関係であった増井武士。カール・ロジャースに学び、独自のグループ論を考案・展開する村山正治。動作法の創始者であり、日本の心理臨床の牽引者である成瀬悟策。三人それぞれの特質を豊かに引き出す、卓越した神田橋の対話の技と妙。

目次

心の成りゆくままに(増井武士×神田橋條治)(「今、ここ」を生きる
「頭が真っ白」になる経験
パソコンでカウンセリングができるか ほか)
心理臨床家をどう育てるか(村山正治×神田橋條治)(二人の出会い
「ゆっくり探せばいい」
自分の人生に納得することが大事 ほか)
どこへ行こうか、心理療法(成瀬悟策×神田橋條治)(表題に行く着くまで
「心」の治療になぜ「体」を使わないのか
フォーカシングについて思うこと ほか)

著者紹介

成瀬 悟策 (ナルセ ゴサク)  
1924年、岐阜県生まれ。医学博士、臨床心理士第一号。九州大学名誉教授。日本リハビリテイション心理学会名誉理事長。日本臨床動作学会名誉会長。1950年に東京文理科大学心理学科を卒業後、東京教育大学助手・講師、九州大学教育学部助教授をへて同教授。九州女子大学・九州女子短期大学学長、吉備国際大学教授、吉備国際大学大学院教授等を務める。また、日本催眠医学心理学会理事長・日本心理臨床学会理事長・日本リハビリテイション心理学会理事長などを歴任。2019年8月3日、95歳で逝去。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)