検察審査会 日本の刑事司法を変えるか
岩波新書 新赤版 1923
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2022年4月 |
ISBNコード |
978-4-00-431923-8
(4-00-431923-4) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 213,9P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本の検察審査会は世界でも類を見ない独特な機関だ。一一人の市民が、絶大な権力を握るプロの検察官が下した不起訴処分を検証し、事件の再捜査および起訴すべきか否かを決定する。市民の司法参加である裁判員制度とは対照的に認知度は低かったが、強制起訴権限を付与され重要性が増す検察審査会を分析する。 |
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目次 |
第1章 検察官と検察審査会(刑事司法における市民参加 |
出版社・メーカーコメント
日本の検察審査会は世界でも類を見ない独特な機関だ。11人の市民で構成されるこの組織は、絶大な権力を握るプロの検察官が下した不起訴処分を検証し、事件の再捜査および起訴すべきかを決定する。裁判員制度と違い、強制起訴の権限を付与されその重要性がようやく認知され始めたばかりの検察審査会の初の体系的な分析を示す。