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現代ヨーロッパ経済

第6版

有斐閣アルマ Specialized

出版社名 有斐閣
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-641-22191-8
4-641-22191-X
税込価格 3,190円
頁数・縦 492P 19cm
シリーズ名 現代ヨーロッパ経済

商品内容

要旨

統合への試行錯誤の長い歴史をもち、大小多数の国によって構成され、多くの課題を抱えつつ着実な歩みを進める複雑なヨーロッパ経済。統合の歴史と現状を中心に、その全体像を体系化し解説。新型コロナ危機、気候変動、中国の台頭など激動する世界―グリーン化、デジタル化、グローバル化に挑戦するヨーロッパを描く。

目次

現代ヨーロッパ経済をみる眼―21世紀のヨーロッパと世界を考える
第1部 EU統合の展開(世界の地域経済統合とEU統合の独自性―時代に適応できるヨーロッパの構築
関税同盟と単一市場―EU経済システムの漸次的形成 ほか)
第2部 現代ヨーロッパ経済の動き(EU経済と産業―競争力強化に励む欧州産業
ユーロ圏の金融危機と金融政策―リーマン危機・ユーロ危機・新型コロナ危機への対応 ほか)
第3部 EU諸国の経済と統合(フランスとEU経済―ディリジスムからの脱却
ドイツとEU経済―ドイツのEU主導の意義と限界 ほか)
第4部 EUの対外通商関係と地域的基軸通貨ユーロ(EUと対外通商関係―新次元に入ったEU通商政策
世界経済の中のユーロ―ユーロ基軸通貨圏の発展と展望)
2020年代のEUと中国、そしてインド太平洋―EU中国関係の新たな展開を中心に

出版社・メーカーコメント

EU統合の歴史,ヨーロッパ経済の過去と現在を体系的に解説して好評を得てきたテキストの最新版。新型コロナ危機と「グリーン復興」,グリーン・ディール,中国の台頭などかつてない変化の中にあるヨーロッパ。グリーン化とデジタル化による発展に挑戦するEUを描く。

著者紹介

田中 素香 (タナカ ソコウ)  
1945年生まれ。1967年、九州大学工学部卒業、1969年、九州大学経済学部卒業。1971年、九州大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、東北大学名誉教授、中央大学経済研究所客員研究員、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
長部 重康 (オサベ シゲヤス)  
1942年生まれ。1967年、東京大学文学部卒業。1976年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、法政大学名誉教授、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
久保 広正 (クボ ヒロマサ)  
1949年生まれ。1973年、神戸大学経済学部卒業。現在、摂南大学経済学部教授、神戸大学名誉教授、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
岩田 健治 (イワタ ケンジ)  
1960年生まれ。1987年、東北大学文学部卒業。1993年、東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院経済学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)