• 本

地域でアクションリサーチ 話し合いが変わる

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-540-22110-1
4-540-22110-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 221P 21cm

商品内容

要旨

「地域での話し合いなんて、もう無理」という前に。いくらワークショップをやっても決まりきった意見しか出てこない。もう地域のことはトップダウンで決めるしかない…と、あきらめる前に、ワークショップという手法の大もとにある「試行錯誤の思想」=アクションリサーチに立ち返ってみたい。本書には社会学者が現場で真剣に悩み、地域の人と共に切り拓いた「話し合いを変える実践と理論」が示されている。

目次

序 今、なぜアクションリサーチなのか
第1部 現場とともに地域を変える方法論(現場の不全感とアクションリサーチ
新しくて懐かしいワークショップ
3つの空洞化を乗り越えるには)
第2部 アクションリサーチを立ち上げる(地域おこし協力隊から始まるアクションリサーチ
農村政策から始まるアクションリサーチ:攻めと守り
総合計画・総合戦略の実質化)
第3部 アクションリサーチを持続させる(目標をうまく共有する
尊重の連鎖
根をもつことと翼をもつこと)
結 農村学へ

著者紹介

平井 太郎 (ヒライ タロウ)  
弘前大学大学院地域社会研究科教授。1976年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科単位取得退学、博士(学術)。社会学(環境をめぐる合意形成)を専門とする。2011年より集落支援員・地域おこし協力隊の全国研修会講師を務める。農林水産省新しい農村政策の在り方に関する検討会委員。総務省地域力創造アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)