• 本

かれが最後に書いた本

出版社名 新潮社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-10-318534-5
4-10-318534-1
税込価格 2,310円
頁数・縦 282P 20cm

商品内容

要旨

はじめての蟄居の日々。友だちは、あっちの世界に仲間入り―でも、本を開けばまた会うことができる。樹木希林、鶴見俊輔、多田富雄、橋本治、和田誠、加藤典洋、古井由吉、坪内祐三、平野甲賀…希代の本読みによる読書案内、しみじみと完結。

目次

樹木希林と私
不良少年の目つき
「どうしようもなさ」の哲学
往年の目力(読書日記)
黒い海の夢
ひとりでは生きられない
映画少年のなれの果て
黄色いアロハの夏がきた(読書日記)
もし目が見えなくなったら
かれが最後に書いた本
落ち着かない日々(日記ふうに)
新型コロナ下でカミュを読む
「こんどは熱中症かよ」の夏(読書日記)
わが人生の映画ベスト10 その一
わが人生の映画ベスト10 その二
いっしょに消えてゆく
平野甲賀の青春

著者紹介

津野 海太郎 (ツノ カイタロウ)  
1938年福岡生まれ。評論家。早稲田大学卒業後、劇団「黒テント」演出、晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長などを歴任。著書に『滑稽な巨人―坪内逍遙の夢』(新田次郎文学賞)、『ジェローム・ロビンスが死んだ』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『最後の読書』(読売文学賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)