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絵画における真実 近代化社会に対するセザンヌの実践の意味

出版社名 三元社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-88303-545-8
4-88303-545-X
税込価格 22,000円
頁数・縦 673,175P 図版32P 22cm

商品内容

要旨

何故、何のためにセザンヌは描き続けたのか?画家の存在に関わる究極の問いに答える!

目次

第1部 「絵画における真実」を探求した画家の生涯と作品
第2部 創作主体としてのセザンヌ(書簡に表明された芸術観
理想郷としての女性表象
「仕上げ(fini)」の否定と「絵画における真実」の自覚)
第3部 セザンヌの芸術環境(過去の巨匠たちとの対話
印象派の美学とセザンヌ
ロダンとセザンヌの芸術的連帯
社会参加としてのゾラの美術批評
ゾラとの共同作業としての芸術観の樹立
コレクター
アール・ヌーヴォーと生命主義思想
セザンヌとモダン・デザイン)
第4部 セザンヌの「場所」(パリ滞在の意味―芸術と自然の弁証法
セザンヌのアルカディア―プロヴァンス
ジャズ・ド・ブッファンとセザンヌ絵画の原初的意味
セザンヌの社会史研究の可能性
近代化社会における「感覚の実現」の意味)

著者紹介

永井 隆則 (ナガイ タカノリ)  
1956年生。京都工芸繊維大学准教授。修士(京都大学大学院文学研究科、1980)。Dipl^ome d’´etudes approfondies(歴史と文明(美術史)、フランス共和国、プロヴァンス大学、1984)/博士(文学)(京都大学、2006)。ポール・セザンヌ協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)