• 本

シモーヌ・ヴェイユ

文庫クセジュ 1051

出版社名 白水社
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-560-51051-3
4-560-51051-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 154,8P 18cm

商品内容

要旨

わずか三十四年の生涯を通じて、おのれ自身と世界を理解しようとし、神的思惟を試みたシモーヌ・ヴェイユ。本書は、ヴェイユの兄アンドレから「シモーヌ・ヴェイユ全集」の編纂を託された著者による待望のヴェイユ論。ヴェイユの人生と魂の遍歴を描き、聖なる異才の核心に迫る。

目次

第1章 知的教育
第2章 思想に召されて
第3章 「下層の人びと」を守る
第4章 ゆっくりと超越のほうへ
第5章 『カイエ』―実験ノートそして魂の手記
第6章 純粋思弁のほうへ
第7章 風変わりなキリスト者
第8章 不幸とよろこびの間
第9章 聞かれないメッセージ
第10章 行き過ぎと悪い癖
第11章 人物、エクリチュール
結論

出版社・メーカーコメント

わずか34年の生涯を通じておのれ自身と世界を理解しようとし、神的思惟を試みたシモーヌ・ヴェイユ。その人生と魂の遍歴を描く。

著者紹介

ド・リュシー,フロランス (ドリュシー,フロランス)   de Lussy,Florence
フランス国立図書館草稿部主任上級司書。ポール・ヴァレリーの研究で1984年に博士号を取得。2010年までガリマール社「シモーヌ・ヴェイユ全集」の責任編集者
神谷 幹夫 (カミヤ ミキオ)  
1948年生。早稲田大学卒(理工学部数学科)。パリ・ソルボンヌ大学卒(哲学修士)。哲学者。日本赤十字北海道看護大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)