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女人禁制

講談社学術文庫 2713

出版社名 講談社
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-06-527711-9
4-06-527711-6
税込価格 1,012円
頁数・縦 211P 15cm

商品内容

要旨

聖域とされる山、村の神事、そして大相撲の土俵。現代にもなお残る禁制や結界はどのように生まれ、なぜ人々は激しい批判に曝されても守ろうとするのか。女性たちはいかに受容/抵抗し、変えてきたか。第一人者が、文化人類学的分析を柱にしつつ宗教学、歴史学、国文学、社会学など多分野の成果を取り込んで、二分法的対立を乗り越える視点を提示する!

目次

女人禁制の現在―プロローグ
女人禁制への視角
大峯山の現状
山と女性
女人結界
仏教と女性
穢れ再考

出版社・メーカーコメント

なぜそこに女性は立ち入ってはいけないとされるのか。是非を問う前に、正しい理解をするための一冊。第一人者による精緻で真摯な考察

著者紹介

鈴木 正崇 (スズキ マサタカ)  
1949年、東京都に生まれる。慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学名誉教授。専攻は文化人類学、民俗学、宗教学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)