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新しい投手指導の教科書 これからの野球に必要な「野手兼投手」の育成術

出版社名 カンゼン
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-86255-629-5
4-86255-629-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 272P 21cm

商品内容

要旨

“二刀流”は当たり前!?ケガ予防&投球数制限対策に。エース1枚から継投で勝ち抜くチーム作りを。科学的アプローチから導く最前線の野球コーチング。「投球」と「送球」の技術的な違いを知ることが、野手兼投手を育てていく大きなポイント。

目次

インタビュー 工藤公康(元福岡ソフトバンクホークス監督)
第1章 投手と野手の違い(発育発達の基礎知識
逸材投手ほど投球障害に注意 ほか)
第2章 一流投手のメカニズム(ボールが握れるまで細かい指導は控える
しっかりと立つことから始まる ほか)
第3章 タイプ別の指導法(野手兼投手は主に4タイプ
右利き内野手(オーバースロー/スリークォーター) ほか)
第4章 下半身と上半身をつなげるトレーニング(投動作に必要な体の使い方
体を捻ることの重要性 ほか)
第5章 実戦で力を発揮する方法(マウンドの注意点
投球の間合いをずらす ほか)

出版社・メーカーコメント

現代野球においては完投型の投手より、複数投手を揃え、継投していく戦術が主流となっています。本書では高校野球での投球制限もふまえ、これからの投手育成にとって必要な理論、練習法について詳細に解説しています。著者である川村卓氏は様々なプロ野球選手に直接指導し、成果を出しており最近では投手理論・動作解析の専門家として大谷翔選手の活躍、二刀流での成功についてもメディア露出が増えています。小学校〜社会人まですべての年代の指導者に必須である投手指導の理論が詰まっています。

著者紹介

川村 卓 (カワムラ タカシ)  
筑波大学体育系准教授、筑波大学硬式野球部監督。1970年、北海道江別市生まれ。札幌開成高校の主将、外野手として甲子園に出場経験を持つ。筑波大大学院体育研究科修了後、北海道で高校教員として4年半勤務。2000年から筑波大体育科学系講師を務め、その後、同硬式野球部監督に就任する。野球方法論、コーチング学が専門で、大学院では野球コーチング論研究室を開設している。動作解析、一流選手の特徴など、科学的なアプローチにより分析するスポーツ科学の第一人者であり、年代別の指導方法の確立に取り組む。2019年4月に日本高野連が発足した『投手の障害予防に関する有識者会議』メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)