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攻撃される知識の歴史 なぜ図書館とアーカイブは破壊され続けるのか

出版社名 柏書房
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-7601-5442-5
4-7601-5442-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 392P 20cm

商品内容

要旨

あらゆる図書、民族の記録は、古代から現在までくり返し破壊されてきた。さらに公文書の改竄、文書偽造、フェイクニュースにより事実も損なわれている。われわれの「知識」は、つねに危機的状態にあるのだ。

目次

土に埋もれた粘土板のかけら
焚きつけにされたパピルス
本が二束三文で売られたころ
学問を救う箱舟
征服者の戦利品
守られなかったカフカの遺志
二度焼かれた図書館
紙部隊
読まずに燃やして
降り注ぐ砲弾
帝国の炎
アーカイブへの執着
デジタル情報の氾濫
楽園は失われたのか?

著者紹介

オヴェンデン,リチャード (オヴェンデン,リチャード)   Ovenden,Richard
2014年からボドリアン図書館の館長を務める。それ以前は、ダラム大学図書館、貴族院図書館、スコットランド国立図書館、エディンバラ大学に勤務していた。ダラム大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで教育を受け、オックスフォードのバリオール・カレッジの研究員。2019年の女王誕生記念叙勲で大英帝国勲章のオフィサー(OBE)に指名された
五十嵐 加奈子 (イガラシ カナコ)  
翻訳家。東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)