言葉が呼び求められるとき 日常言語哲学の復権
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2022年4月 |
ISBNコード |
978-4-326-10304-1
(4-326-10304-3) |
税込価格 | 4,730円 |
頁数・縦 | 290,14P 22cm |
商品内容
要旨 |
哲学的困難を解消するには、哲学者の言葉を日常の使用に連れもどす必要がある―。日常言語哲学が現代哲学においてもつ可能性とは何か?後期ウィトゲンシュタインやオースティンのアプローチを擁護し、現代哲学の陥っている混迷が、このアプローチを軽視する言語観に根ざしていることをあきらかにする。 |
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目次 |
序論 |
出版社・メーカーコメント
哲学的困難を解消するには、哲学者の言葉を日常の使用に連れもどす必要がある──。日常言語哲学が現代哲学において持つ可能性とは。後期ウィトゲンシュタインとオースティンの著作に代表される日常言語哲学のアプローチを擁護し、現代分析哲学が陥っている混迷がこのアプローチを軽視する言語観に根ざしていることを指摘。伝統的な反対論から最先端の現代認識論や実験哲学までがこの言語観を共有していることを明らかにし、哲学的困難を解消する別様の道を指し示す。【原著】Avner Baz, When Words Are Called For: A Defense of Ordinary Language Philosophy (Harvard University Press, 2012)