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グリム兄弟とアンデルセン

講談社学術文庫 2719

出版社名 講談社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-06-528155-0
4-06-528155-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 207P 15cm

商品内容

要旨

「赤ずきん」や「マッチ売りの少女」など、誰もが親しんだことのある童話たちは、グリム兄弟とアンデルセンの名に結びついている。片や勤勉な学者兄弟として、片や奔放な旅人として生きたその歩みを知るとき、童話の世界はより深い味わいとともに立ち上がる―全集の翻訳も手掛けたドイツ文学の第一人者が共感あふれる筆致で綴った忘れがたい一冊。

目次

1 アンデルセンとグリム兄弟との出会い
2 グリム兄弟の生涯
3 アンデルセンの生涯
4 学究者と作家―著作の比較
5 生の軌跡―愛と孤独
6 メルヒェンの語り手
7 グリム兄弟と私
8 アンデルセンと私
9 結び

出版社・メーカーコメント

勤勉学者のグリム兄弟と奔放な旅人アンデルセン。巨星たちの著作と生涯を突き合わせることで浮かび上がる、童話の世界の深い味わい。

著者紹介

高橋 健二 (タカハシ ケンジ)  
1902‐1998年。東京生まれ。東京帝国大学独文科卒業。ドイツ文学者。中央大学名誉教授。第8代日本ペンクラブ会長、日本アンデルセン協会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)