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フィンランド幸せのメソッド

集英社新書 1115

出版社名 集英社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-08-721215-0
4-08-721215-7
税込価格 946円
頁数・縦 249P 18cm

商品内容

要旨

二〇一八年から五年連続で「幸福度ランキング世界一」を達成し、国連の「移民が感じる幸福度」ランキングでも第一位(二〇一八年)。首都ヘルシンキは「ワークライフバランス世界一」に輝き(二〇一九・二〇二一年)、ジェンダーギャップ指数でも二位のフィンランド(二〇二一年)。多方面で高い評価を受けるその背景には、「人こそが最大の資源で宝」という哲学がある。立場を問わず全ての国民が平等に、そして幸福に暮らすことを可能にする、驚くべき仕組みの全貌とは?そして、日本はそこから何を学べるのだろうか。最新の情報もふんだんに盛り込んだ、いま必読の一冊。

目次

第1章 ジェンダー平等への道のり(女性活躍の背景
政治の世界でも目立つ女性たち ほか)
第2章 子ども家族を支えるネウボラ(ネウボラとは?
対話と連携を大切に ほか)
第3章 フィンランドの教育の変化(フィンランドの小中学校
授業料も給食も全て無料 ほか)
第4章 福祉国家の起業ブームとリカレント教育(起業立国としての一面
学生主体のスタートアップイベント「スラッシュ」 ほか)
第5章 フィンランドの現在とこれから(様々な課題
現政権が目指すもの ほか)

出版社・メーカーコメント

日本が目指すべき社会についてのインスピレーションを与えてくれる。 ――山口周氏(独立研究者・著作家) 「人こそ資源」ってどういうこと? 世界一幸福な国には、学ぶべきヒントがいっぱいです。 ――小島慶子氏(エッセイスト) 2018年から2022年にかけて、5年連続で「幸福度世界一」を達成。 首都ヘルシンキは2019年および2021年には「ワークライフバランス世界一」に輝き、国連調査の「移民が感じる幸福度」ランキングでも第1位(2018年)。 他にも「SDGs達成度ランキング」で世界一(2021年)、「ジェンダーギャップ指数」で第2位(2021年)など、数々の指標で高い評価を受けているフィンランド。 その背景にあるのは、”人こそが最大の資源で宝”という哲学です。 立場を問わず全ての国民が平等に、そして幸福に暮らすことを可能にする、驚くべき「仕組み」とはいかなるものなのでしょうか。 そして、日本はそこから何を学べるのでしょうか? 最新の情報もふんだんに盛り込んだ、驚きにあふれる一冊です。

著者紹介

堀内 都喜子 (ホリウチ トキコ)  
長野県生まれ。日本語教師等を経てフィンランド・ユヴァスキュラ大学大学院に留学し、修士号を取得。その後、フィンランド系企業での勤務を経て、現在はフィンランド大使館で広報の仕事に携わる。『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書)は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」でイノベーション部門賞を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)