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経済学の哲学入門 選好、価値、選択、および厚生

出版社名 勁草書房
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-326-50492-3
4-326-50492-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

経済学を哲学する初の入門書。経済学の考え方が分かる、経済学の幅が広がる。

目次

選好、比較評価、理由
1 実証経済学における選好(選好の諸公理とその含意
顕示選好理論
選好、意思決定理論、および帰結主義 ほか)
2 選好、厚生、規範経済学(選好の充足と厚生
厚生経済学における選好)
3 心理学、合理的評価、そして選好の形成(選択の心理学
選好の構築
結論)

出版社・メーカーコメント

「選好」という言葉で、経済学は何を考えているのか?経済学について従来の語りとは一線を画して科学哲学的に迫る、初の経済学入門。ミクロ経済学、厚生経済学やゲーム理論における基本概念「選好」を取り上げながら、コンパクトに経済学的な考え方を解説し、「経済学的な説明とは何か?」を問いかける。そもそも選好は経済学でどう理解されているのか、また、されるべきなのか。経済学に軸足をおきつつ、心理学や哲学との比較を行うなど、経済学の幅を広げる1冊。【原著】Daniel M. Hausman,Preference, Value, Choice, and Welfare (Cambridge University Press, 2011)

著者紹介

ハウスマン,ダニエル (ハウスマン,ダニエル)   Hausman,Daniel M.
1947年生まれ。米国の哲学者。主に経済学と哲学の境界領域を研究。ウィスコンシン大学マディソン校ハーバードA.サイモン名誉教授
橋本 努 (ハシモト ツトム)  
北海道大学大学院経済学研究科教授。専門は、経済社会学、社会哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)