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恋愛名歌集

岩波文庫 31−062−4

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-00-310624-2
4-00-310624-5
税込価格 704円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

萩原朔太郎(1886‐1942)は、古典和歌こそ日本語の最上の詩と唱えた。さらに、抒情詩の真髄は恋愛歌とした。『万葉集』から『新古今和歌集』まで、抒情性、韻律に優れた愛吟歌を選び、独自の評釈を付けていく。和歌の魅力を堪能できる詞華集であり、古典文学の今日性を表明した、近代詩の巨人による日本古典論。

目次

万葉集
古今集
六代歌集
新古今集
総論(「万葉集」について
奈良朝歌風と平安朝歌風
「古今集」について
六代集と歌道盛衰史概観
「新古今集」について)

出版社・メーカーコメント

萩原朔太郎(1886−1942)は、日本語の詩の精髄は、古典和歌にこそ宿ると論じた。さらに、抒情詩中の抒情詩は、恋愛歌とした。詩人は、『万葉集』『古今和歌集』から『新古今和歌集』までの歌集から、抒情、韻律に優れた歌を選び、評釈を付ける。近代詩の巨人による和歌の詞華集にして、独自の古典文学論(解説=渡部泰明)。