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イェスペルセン近代英語文法 6

出版社名 開拓社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-7589-1386-7
4-7589-1386-2
税込価格 5,940円
頁数・縦 488P 21cm
シリーズ名 イェスペルセン近代英語文法

商品内容

要旨

本書は『近代英語文法』(MEG)第6巻の内容の翻訳である。本巻「形態論」では、英語の屈折変化、語形成の歴史的発達が、古英語、古ゲルマン諸語、古フランス語、ギリシア・ラテン語まで遡り、網羅的に解きほぐされる。イェスペルセンは、屈折でも語形成でも、混沌から明晰へ向かうという。これを彼は「効率」への収束と捉える。煩雑な屈折変化の水平化、無駄を削るべく多くの同形形態の出現(一方文脈から99.9%識別可能)、そして節略表現としての複合語や縮約形の頻用。本巻は、英語の発達が、効率への志向であると例証する。

目次

序説
動詞における人称語尾
動詞における時制形成
裸形の語
複合語
重複複合語(Reduplicative Compounds)
母音の変化
構成素の追加はない
子音の変化
形式素の付加はなし
母音の語尾
通常の‐er語尾
rをもつ他の語尾
通常のs語尾
s語尾を用いての語群形成
不変化詞における−sと−st
他の破擦音の語尾
語尾−n(−en)
鼻音をもつ他の接尾群
ラテン語の接尾辞
ラテン語の接尾辞(続き)
歯音を含む接尾辞
最後の接尾辞群
接頭辞
前置詞的接頭辞
接頭辞,結び
短縮形

著者紹介

丸田 忠雄 (マルタ タダオ)  
1951年北海道生まれ。現在:山形大学名誉教授。職歴:新潟大学、山形大学、東京理科大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)