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バロック演劇の詩学 比較演劇論

出版社名 森話社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-86405-168-2
4-86405-168-2
税込価格 4,620円
頁数・縦 357P 22cm

商品内容

要旨

演劇における一九六〇年代の〈バロック・ブーム〉と〈近代〉の実相。近代の終焉とバロックの関係性を問う根源的演劇論―リアリズム演劇はなぜすたれたのか、「詩学」の再検討から迫る。

目次

第1部 バロックの発見(一九六〇年代の“演劇革命”
バロック・ケルトの再発見 ほか)
第2部 詩学とバロック(アリストテレスとボワロー
バロック演劇のマニフェスト ほか)
第3部 オペラとバロック(オルフェウス伝説とオペラ
「夜」とバロック―『ピラムとティスベ』の場合 ほか)
第4部 歌舞伎とバロック(歌舞伎とカイミーラ
『ル・シッド』批判と翻案歌舞伎 ほか)
第5部 バロックと現代(リアリズムと映画
メロドラマと見世物 ほか)

著者紹介

藤井 康生 (フジイ ヤスナリ)  
1939年東京生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了(仏文学、比較演劇)、文博。大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)