• 本

日本の神学を求めて

出版社名 春風社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-86110-809-9
4-86110-809-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 163P 19cm

商品内容

要旨

キリスト教の日本への受肉化を生涯のテーマとしてきたキリスト者の最初期の直観的思索。初めての書籍化。

目次

第1章 伝統と創造の課題における「日本的霊性の理念」
第2章 日本的霊性の自覚の論理としての西田哲学
第3章 東西文化の論理的対質―場所的論理の重要性
第4章 場所的論理とキリスト教的世界観―西田哲学超克の一方向
第5章 現代の課題としての「キリスト教の辯證」
第6章 イデアリスム・絶対無・神をめぐって―新しい日本精神史の回転軸となるもの
第7章 総合点「三位一体のおいてある場所」としての絶対無の把握の重要性―日本の神学の創造的基盤
第8章 日本的思惟における「絶対弁証法」と三位一体の実存弁証法
第9章 世界教会の理念における日本の霊的使命―カトリシズムの自己更新と日本的霊性との出会い
第10章 日本私学の「道徳・宗教教育」についての一提言

著者紹介

小野寺 功 (オノデラ イサオ)  
1929年岩手県生まれ。上智大学大学院哲学研究科修了。清泉女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)