根津権現前より 藤澤清造随筆集
講談社文芸文庫 ふN2
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-528090-4
(4-06-528090-7) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 469P 16cm |
商品内容
要旨 |
昭和七年一月、芝公園内で窮死した私小説作家・藤澤清造。その三十五年後に生まれ、「歿後弟子」を自称した西村賢太は、その作品の文学的価値を説き、顕彰に努めた。師の人生をなぞるかのごとき急逝の直前まで、西村はなめるように諸雑誌を収集し、劇評家でもあった藤澤の随筆を拾い出しては、編集・配列に意を用いつづけた。そうして生まれた本書こそ、まさに時空を超えた「魂の感応」の産物である。 |
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目次 |
1(莫迦の世迷い言) |
出版社・メーカーコメント
昭和7年1月、芝公園内で窮死した私小説作家・藤澤清造。その35年後に生まれた西村賢太はみずから「没後の弟子」を名乗り、作品の文学的価値を説き、顕彰に努めた。師の人生をなぞるかのように急逝する直前まで、手ずから諸雑誌を収集し、なめるように編集配列に意を用いつづけた随筆の数々。本書は時空を超えた「魂の感応」の産物というにふさわしい。