鉄道会社はどう生き残るか
PHPビジネス新書 442
| 出版社名 | PHP研究所 |
|---|---|
| 出版年月 | 2022年6月 |
| ISBNコード |
978-4-569-85250-8
(4-569-85250-5) |
| 税込価格 | 1,023円 |
| 頁数・縦 | 217P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 鉄道会社は今、多くの難問に直面している。日本は人口減少時代を迎え、鉄道利用者は減少傾向にある。2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大とリモートワークの普及は、この傾向に拍車をかけた。一方、自家用車を使えない人々にとって鉄道は不可欠な移動手段であり、赤字路線も簡単には廃止できない。本書は、厳しさを増すローカル線の現状やコロナ禍の影響を踏まえ、日本全国の鉄道各社の取り組みや成功例を多く取り上げて紹介する。また、イギリスをはじめとする欧米の鉄道事業がこれまでに行ってきた施策をたどり、日本の鉄道会社が向かうべき方向性を示唆する。国内では、富山市で廃止が検討された富山港線が第三セクターによる運営をきっかけに復活した例などがある。また、鉄道の運営にボランティアの協力を得ることや、国や自治体による財政的支援などを提言している。著者は亜細亜大学講師、一般社団法人交通環境整備ネットワーク相談役。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。1956年、東京都生まれ。亜細亜大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。専攻は交通政策論、工業経済論。著書に『JR北海道の危機』『JR九州の光と影』(共にイースト新書)、『鉄道と政治』(中公新書)などがある。 |
商品内容
| 要旨 |
コロナ禍によって、都市部でも地方でも、鉄道の旅客は激減。鉄道会社は大打撃を受けた。コロナ禍が終息しても、少子高齢化が続く限り、通勤・通学需要は減る一方だ。すでにローカル線の経営状況はかなり厳しく、バスへの転換も進んでいる。しかし、国際空港へのアクセス線や新幹線をはじめ、路線の新設・延伸の計画も多くあり、新たな収益源を求める動きもある。鉄道会社が進むべき道とは? |
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| 目次 |
第1章 地方鉄道が生き残る道はどこにあるのか |



出版社・メーカーコメント
人口減少によって経営の悪化が確実視されていた鉄道事業は、コロナ禍によって大きな追い打ちを受けた。鉄道会社が生き残る道とは?