アンネ・フランクはひとりじゃなかった アムステルダムの小さな広場1933−1945
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-622-09090-8
(4-622-09090-2) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 365,35P 20cm |
商品内容
要旨 |
ヒトラーが政権を掌握した1933年、アンネの母親エーディトは、母国ドイツからアムステルダムに家探しにやってきた。物語はここから始まる。ドイツは1940年にオランダを占領、そしてフランク一家が隠れ家に消えるのはその2年後だ。しかし潜伏までの約8年間、アンネは家の前のメルウェーデ広場を親友たちと「少女ギャング」よろしく闊歩し、小さな子供たちの世話をやき、隣人たちと豊かな時間を過ごしていた。一方、アンネの親友たちとその家族はどうなったか。外国に脱出する一家もあったが、大半は拘束され、収容所へ送られた。著者は、この広場でかつてくり広げられたユダヤ人住民の日常、祭り、迫害、密告、抵抗の一部始終を、元住民へのインタビューや史料の渉猟から再現する。大きな歴史を反映した、小さなコミュニティの物語だ。 |
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目次 |
1933 最初のドイツ系ユダヤ人住民 |