帝国日本のプロパガンダ 「戦争熱」を煽った宣伝と報道
中公新書 2703
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-102703-0
(4-12-102703-5) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 209P 18cm |
商品内容
要旨 |
日清戦争に始まり、アジア太平洋戦争の敗北で終わった帝国日本。日中開戦以降、戦いは泥沼化し、国力を総動員するため、政府・軍部・報道界は帝国の全面勝利をうたい、プロパガンダ(政治宣伝)を繰り広げた。宣伝戦はどのように先鋭化したか。なぜ国民は報道に熱狂し、戦争を支持し続けたのか。錦絵、風刺画、絵葉書、戦況写真、軍事映画など、戦争熱を喚起したビジュアル・メディアから、帝国日本のプロパガンダ史を描きだす。 |
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目次 |
序章 戦争と宣伝 |
出版社・メーカーコメント
日清戦争に始まり、アジア太平洋戦争の敗北で終わった帝国日本の戦争の時代。短期決戦は泥沼の長期戦と化し、政府・軍・報道界は国力を総動員するため、「民族」の全面勝利をうたい、プロパガンダ(政治宣伝)を繰り広げた。数百万の尊い人命が失われた戦争を、なぜ国民は熱狂し支持し続けたのか。錦絵、版画、絵葉書、写真報道、軍事映画など、戦争の顔をしたビジュアル・メディアから、五〇年のプロパガンダ史を描き出す。