• 本

沖縄「平和の礎(いしじ)」はいかにして創られたか

出版社名 高文研
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-87498-806-0
4-87498-806-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 140P 21cm

商品内容

要旨

沖縄戦全戦没者を国籍や軍人、民間人の区別なく刻銘した「平和の礎」。この壮大な平和発信拠点の理念、建設経過、果たした役割、今後の継承発展を創設当時の当事者が検証する!

目次

第1章 「平和の礎」―構想から建設まで(大田知事誕生
平和推進という名の行政
戦後50周年記念「平和の礎」建設へ
沖縄県内出身戦没者名簿の整備
県外・外国出身戦没者名簿の整備
「平和の礎」ハード事業の全貌
「平和の礎」建設への難題、課題への対応
感動の「平和の礎」除幕式典
戦没者の魂が宿る「平和の礎」
大田知事の平和社会構築への執念
沖縄県民のヒューマニズムを世界へ)
第2章 研究者の立場から「平和の礎」に関する所論(三位一体の一つだった「平和の礎」
「平和の礎」への批判に応え
「平和の礎」の除幕がもたらしたこと
参拝か参観か―「平和の礎」の機能と役割)
第3章 「平和の礎」建設に関わった人たちの思い(「平和の礎」余話
「平和の礎」と除幕式典
「平和の礎」開園式典を受託して)
資料編

著者紹介

高山 朝光 (タカヤマ チョウコウ)  
1935年、本部町伊豆味に生まれ、羽地村(現名護市)出身。沖縄「平和の礎の会」会長、アジア太平洋多文化協働センター設置構想委員会共同代表。NHK沖縄放送局副局長、沖縄県知事公室長、沖縄県政策調整監、沖縄県信用保証協会長、那覇市助役などを歴任。受賞「第54回琉球新報賞」など
比嘉 博 (ヒガ ヒロシ)  
1951年、北中城村喜舎場に生まれる。沖縄「平和の礎の会」事務局長。1975年沖縄県庁採用。「平和の礎」建設事業に計画段階から除幕まで参画する(1992年〜95年)。宜野湾市基地政策部長を経て、沖縄県監査委員事務局参事で退職。(一社)沖縄県中小企業診断士協会で中小企業支援業務に携わる
石原 昌家 (イシハラ マサイエ)  
1941年、台湾宜蘭市生まれ、那覇市首里出身。沖縄国際大学名誉教授。沖縄戦の調査、研究を続ける。元「平和の礎」刻銘検討委員会座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)