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お客様の満足を高めるSDCA

出版社名 日科技連出版社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-8171-9761-0
4-8171-9761-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 113P 21cm

商品内容

要旨

SDCAという言葉をご存じでしょうか。これはStandardize(標準化)‐Do(実施)‐Check(評価)‐Act(処置)の頭文字をつないだもので、「良くなった状態をそのまま維持していく」ためのマネジメントを指します。実は、トヨタの強さの源泉はSDCAにあります。頑張って何かを達成して満足したけど、いつの間にか元の状態に戻ってしまった、という経験をされたことがないでしょうか。そんなとき、SDCAの考え方を身につけていれば、「何かを達成して満足した状態」がいつもの状態(日常)となり、それを土台に「さらに満足できる状態」を目指すことができます。本書ではSDCAが、満足を高めたいと願うすべての方々の役に立つ考え方であることを紹介します。

目次

第1章 SDCAってなんだろう
第2章 今の日本、なにかが変だと思いませんか
第3章 MORE BETTERであるために―マネジメントの本質
第4章 マネジメント(経営)の全体像―PDCAとSDCAの融合
第5章 SDCAと問題解決
第6章 SDCAサイクルを回し続けてきたトヨタ
第7章 SDCAの実践事例
第8章 新型コロナウイルス感染対策に見るSDCAの欠如
第9章 SDCAを回すために必要なこと

著者紹介

古谷 健夫 (フルヤ タケオ)  
1954年東京生まれ。1977年トヨタ自動車工業(株)(現トヨタ自動車(株))に入社。鋳造工程の生産準備、エンジン設計、TQM(Total Quality Management)推進などに従事。TQM推進部長、本社工場品質管理部長などを歴任、一貫してTQMの考え方の普及と実践の支援に取り組む。その後、2019年4月(株)クオリティ・クリエイションを設立し代表取締役に就任。中部品質管理協会顧問、日本品質管理学会理事・フェロー、デミング賞審査委員会委員ほか、品質管理、マネジメントに関わる社会貢献職歴多数。名城大学、豊田工業大学、岡山大学などの非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)